耳が赤く炎症して痒がる~犬の健康と病気.com

耳が赤く炎症して痒がる

犬の健康と病気

耳が赤く炎症して痒がる

もし愛犬が耳を痒がったり、痛がったりしていたら、耳の皮膚が赤く炎症を起こしたり、できものができていたり、全体的に腫れていたり、といった外観上の異常がないかをチェックします。


掻いたり擦ったりすることで脱毛が激しくなったり、炎症が悪化することも少なくありませんので悪化する前に対処してあげましょう。

耳に特徴的な皮膚炎を起こす皮膚病やアレルギー性皮膚炎で耳が熱くなっていたり、脱毛したりと比較的よく目につくので分かりやすい症状が確認できます。

耳の毛細血管が断裂して皮下に出血がたまって腫れ上がることも少なくありません。

耳介皮膚炎(じかいひふえん)と耳血腫(じけっしゅ)

耳介皮膚炎とは

耳や耳の中に激しい痒みを感じ、ひっ掻くことでさらに症状を悪化させます。皮膚は赤く腫れ上がり、熱を持つこともあり、耳垢も溜まりやすくなります。

耳介皮膚炎の原因

細菌の繁殖やダニなどの外部寄生虫の寄生、アレルギー反応が挙げられます。

耳介皮膚炎の治し方

原因が何かを突き止めたら、それに合わせた投薬治療を施します。また定期的に耳の掃除を行って清潔に保つことも重要です。

耳血腫とは

外耳炎の痒みで耳を掻きむしったり、打撲や咬まれた傷、または自己免疫疾患がもとで耳介の皮膚と軟骨の間に血液や液体が溜まり腫れ上がります。

腫れ上がった耳は熱感と痛み、痒みが伴います。外耳炎を放置して耳血腫に進行する場合が多いので外耳炎を早期に治療すれば耳血腫にならない場合が多いです。

免疫介在性の耳血腫は再発を繰り返すので免疫調節作用があるサプリメントなとで予防することもあります。

耳血腫の治し方

耳血腫は排液処置を行ったり、内科的治療法、更には圧迫包帯などで治癒することもありますが主に外科的に切開し、排液治療を施します。

耳掃除に注意

耳の穴から鼓膜までを外耳といい、耳掃除ができるのはこの外耳道までです。飼い主さんが綿棒などで掃除すると、擦りすぎてかえって外耳道炎を起してしまうケースが少なくありません。

この部分に目立った汚れや膿、出血や異臭などが見られることもありますので日頃からチェックして異常を認めたら速やかに動物病院に連れて行くことが早期回復に繋がります。

アレルギー性皮膚炎の特徴的な症状の一つとして高温多湿で炎症やかぶれを起こしやすい外耳道に炎症が起き、細菌や外部寄生虫が繁殖しやすい環境となることで外耳炎を引き起こすケースが多いです。

また外耳口に腫瘍ができることもあり、これが難治性の外耳炎の引き金になってしまうこともあります。


外耳炎とは

耳の痒みと共に耳垢が確認できます。悪化すると外耳道に腫瘍ができて、犬は痛みで首を傾げたり、耳を頻繁に動かすようになります。

また、耳をやたらと掻く仕草を繰り返したり、周囲の物に耳を擦りつけます。悪化すると首を動かすのをためらうようになったり、首を振りながら痛みで悲鳴を挙げるようになります。

外耳炎の原因

外耳口から鼓膜までの外耳道に起きる炎症です。

アレルギー性外耳炎ではアレルゲンの体内取り込みによって起きる皮膚のアレルギー反応が外耳道に及んだ場合です。

外耳道は皮膚の中でもとりわけ高温多湿なのでかぶれやすく、必然的にアレルギー反応が出やすい部位となっています。

また、外耳道表面には皮脂腺とアポクリン腺が存在しますがアポクリン腺の分泌過多の個体では、外耳道内の高温多湿が進むので皮膚炎を引き起こすマラセチアや細菌が増殖しやすい環境となってしまいます。

そのため外耳炎にかかりやすくなる傾向があります。

また耳掃除と称して頻繁に綿棒などで外耳道を刺激していると外耳道に細かい引っかき傷が多数できてしまい、そこから炎症を引き起こすことも少なくありません。

外耳炎の治し方

アレルギー性外耳炎の場合には、食事やおやつに原因がある場合が多いので、食生活の見直しを徹底的に行うようにしましょう。

一度アレルギー体質に陥るとアレルゲンに対してどんどん過敏に反応するようになります。

以前は大丈夫だったフードでもアレルゲンになっている可能性があります。

フードチェックをする場合には、全てを疑ってかかった方が早期解決に繋がります。

また、外耳道の治療は動物病院に任せて、家庭での耳掃除は極力控えるようにします。

どうしても気になる場合は指先にティッシュを巻いてイアーローションで湿らせて、外耳口周辺の汚れだけを拭いて取るようにします。

前の記事>>おしっこからわかる病気
次の記事>>痒がって頻繁に体をかく


関連記事

犬の口が臭いのは病気?

犬は動物ですので人間とは違い犬独特の臭いをもっています。よってスキンシップなどで顔を近づけた際に臭うことは>>続きを読む


おしっこからわかる病気

愛犬とともに散歩にいくと必ずと言っていいほどおしっこをするものです。この排泄という行為にも多くの病気を発見>>続きを読む


痒がって頻繁に体をかく

犬がしきりに体をかくようなしぐさをするときに考えられるのは皮膚のトラブルです。皮膚病にかかっていると痒みが>>続きを読む


鼻水が止まらない、よく垂らす

犬も人間同様に鼻の病気にもかかりますし、鼻水を垂らすこともあります。鼻水のタイプにはサラサラしている、しょ>>続きを読む


目が白く濁った感じに見える

薄暗い所で大きく瞳孔が開いている時にレンズの部分が白く濁っていると白内障や水晶体内の炎症の可能性があり、視>>続きを読む


目ヤニが多く目を痒がる

以前に比べて目もとに目ヤニが目立つようになっていたらそれは何かしらの眼の病気のサインかもしれません。目ヤニ>>続きを読む


犬が嘔吐する症状と原因

犬が何かを吐き出すような行為を見かけるとなにか病気なのか、もしかしたら何かを飲み込んでしまったのだろうかと>>続きを読む


よだれの量が異常に多い原因

犬はよくよだれをながしますが普段よりも明らかに量が多いようなら要注意です。量が異常かどうかの判断は口の端に>>続きを読む


歩き方がおかしくないか

散歩に出かけたとき、まっすぐ元気よく歩かず、何となくフラフラ、ヨタヨタ歩くようなら、神経が麻痺している可>>続きを読む


犬が熱っぽく調子が悪そう

犬は熱があって体がだるくても自分から体温計を持ち出して計測したり、言葉で訴えることができません。よって飼い>>続きを読む


外出時に限って困った行動をする

普段、飼い主と一緒にいる時にはそそうなどしないのに留守をしている間に限って決められた場所以外でおしっこやう>>続きを読む


PR


知っておきたい犬の雑学

  • 犬の寿命は飼い主次第
  • 知っていますか?正しい犬の年齢計算
  • 人の食事とドックフードの違い
  • 犬はどのくらいの水を飲むのか
  • よい動物病院の選び方
  • 賢く使おう犬の健康保険
  • 犬の予防接種とワクチン
  • 家でできる愛犬の健康管理

  • 日頃からやっておきたい健康チェック
  • 犬の肥満と健康管理
  • 犬種ごとの正しい食事の量
  • 食欲は健康のバロメーター
  • 耳の病気予防は清潔に保つこと
  • 皮膚病の予防は正しい手入れから
  • 排便、うんちで解る犬の健康状態
  • 症状から見つける犬の病気

  • 犬の口が臭いのは病気?
  • おしっこからわかる病気
  • 耳が赤く炎症して痒がる
  • 痒がって頻繁に体をかく
  • 鼻水が止まらない、よく垂らす
  • 目が白く濁った感じに見える
  • 目ヤニが多く目を痒がる
  • 犬が嘔吐する症状と原因
  • よだれの量が異常に多い原因
  • 歩き方がおかしくないか
  • 犬が熱っぽく調子が悪そう
  • 外出時に限って困った行動をする
  • 犬の病気 原因と治療法

  • 犬の皮膚病 原因と治療法
  • 犬の耳の病気 原因と治療法
  • 犬の目の病気 原因と治療法
  • 犬の口内の病気 原因と治療法
  • 犬の鼻の病気 原因と治療法
  • 犬の感染症 原因と治療法
  • よく読まれている記事

  • よだれの量が異常に多い原因
  • 犬はよくよだれをながしますが普段よりも明らかに量が多いようなら要注意です。量が異常かどうかの判断は口の端に>>続きを読む


  • 知っていますか?正しい犬の年齢計算
  • 犬は人間よりも寿命が短く、歳を取るスピードも人より速いことは結構知られていることですが実際にあなたの愛犬は>>続きを読む


  • 鼻水が止まらない、よく垂らす
  • 犬も人間同様に鼻の病気にもかかりますし、鼻水を垂らすこともあります。鼻水は鼻の内部を覆う粘膜でつくられてい>>続きを読む


  • 犬の口内の病気 原因と治療法
  • 犬の歯と人間の歯とでは構造も違い、さらには物を食べるときの機能にも大きな違いがあります。犬の歯は食べ物を引>>続きを読む


  • おしっこからわかる病気
  • 愛犬とともに散歩にいくと必ずと言っていいほどおしっこをするものです。この排泄という行為にも多くの病気を発見>>続きを読む


    犬の健康と病気.comページTOPへ